正直言って気が重い記事です。笑えるような要素も完全にゼロ。
そもそもこんな記事を書くことはしたくなかったのですが、さまざまな面で現実的に考慮した際、せめてこのくらい書いておかないとblogネタどころではなくなってしまうので、ケジメとして。
なお、本記事に関しては諸々の事情が変わった際などに随時更新されるものとなります。基本的には過去の記述を残した上で更新日時を添えて追記する形を考えていますが、必ずしもそのようにはならない可能性がある事を予めここに明記しておきます。


既に各記事をご覧頂いた方ならばおわかりの通り、本blogではPC、及び周辺機器、スマートフォン等の通信機器などに関する情報や使用感などのレビューを掲載しています。その他の事に言及する場合もありますが、主にこれらを対象にしたものである、とお考え頂いて凡そ間違いありません。
一方で、当然の事ながら法律の遵守を前提として記事掲載を行っていく事に注意を払い、法律違反や反社会行為等には触れぬよう、掲載内容の検討と精査を行っていきます。

わかりやすく言えば、
・違法ダウンロードや違法コピーの手法や該当サイトの紹介・誘導等
・クラッキング行為(同様の意味での「ハッキング行為」)の手法紹介、募集等
・携帯電話をはじめとした各種デバイスによる反社会行為(盗聴、盗撮等)の手法紹介等

このような内容は掲載しない、もしくはその手法が容易にわかる形で批判記事を公開しない、という事です。
(これらはあくまでも一例です。それ以外の内容が全て良いというわけではありません)

一方、前述の「法令遵守」という観点から見て、本blogで掲載するにあたって非常に難しい判断をせねばならない内容として、「電波法」があります。

総務省 電波利用ホームページ内「無線局機器に関する基準認証制度」ページ

法令や制度の詳細は上記総務省Webサイトにてご確認を頂くとして、簡単に記すと電波を使用する機器(携帯電話、無線LAN、Bluetooth、ワイヤレスマウス、ゲームコントローラ等)は基本的に全て指定の認証を受ける必要があり、その認証が無い製品を使用した者(つまり購入者、ユーザ)はこの電波法違反にあたる、という内容です。 

この「電波法」については総務省の担当部署へ様々な問い合わせを行っており、凡その回答を得られたと判断できる状態にある為、機会を見て情報の掲載を行いたいと考えています。その際は「得られた情報の内容そのもの」と「それに対する感想、解釈」の2つに分けた上で、質問した項目、及び受け取った回答に誤解や誤認識が生じないよう、精査します。

今回の免責事項掲載にあたって、まず一点目としてこの「電波法に抵触する可能性がある記事」の掲載にあたって記述します。
結論から書いてしまうと、「本blog内に掲載されている記事、製品名や使用法の紹介に関して、電波法に抵触する可能性がある場合がある」という内容。すごく乱暴に書くと「内容によっては(電波法に対する)法律違反にあたる記事が出て来る可能性アリ」というものです。
個人的な意見や心情などは別記事に譲るとして、まずはこの点をご理解ください。
当然、それらも含めて法令遵守したblogやニュースサイトもたくさんあります。逆にこのような免責事項すらも掲載せず、電波法に抵触するような内容を記しているblogやニュースサイトもやはりたくさんあります。
そういった環境の中で、あえてこのような免責を記してまで記事掲載の道筋をたてようと決断したのには理由があります。

まず第一に、「海外の製品では、日本の電波法認証(いわゆる技適マーク)を受けている製品が極めて少ない」という事、次に「日本国内であっても、Amazon等で販売されている製品ですら認証を受けていない製品が非常に多い」という事。この2つです。
海外製品にはクラウドファウンディング掲載製品等も含まれ、仮に「完全に」電波法遵守を前提とすると、これらのような「先進的な製品」の試用機会が(場合によっては永遠に) 失われる事となります。
その為、これらの点に関しては、極めて遺憾ではありますが、「電波法に抵触する可能性がある」という前提条件の上で記事として掲載して行く事とします。
本記事掲載内容に関しては、この点以上に個人的な感情面の理由(つまりは「言い訳」)は言及しません。
また、各種記事においても特筆すべき内容として電波法関連の内容が出た場合には、その都度別途に記す事とします。
それ以外の場合、未確認である事も含めて「記事の内容の一部、あるいは全部を実行した結果、電波法に抵触した」という内容に関しては、一切の責任を負わないものとします。

前述の通り、法令違反や反社会行為を紹介・奨励するつもりは全くありません。この「電波法」に関しても、本件だけが例外であると言うつもりもありません。しかしながら、単純な「日々の日記」を書き記しているのではなく、「デジタルガジェットの使用やレビューの記事を書き記す」という事を前提にしたblogサイトである為、場合によっては様々な方面からお叱りを受ける事を承知の上で、本記事を以て免責事項とし、製品紹介の掲載をして行く事とします。
どのようなWebサイトの情報においても言える事ではありますが、最終的なご判断は閲覧して頂いている皆様の責任の元、行って頂ますようお願い致します。

ここまで記述した事からもおわかり頂けるかと思いますが、「電波法なんか知らない」という事は断じてありません。前述の通り、少々一般的とは言い難い程度の頻度と内容で担当部署との質疑応答を行っています。その内容については、誤解を生まない形を検討した上で、後日掲載したいと考えていますので、今しばらくお待ち下さい。