2017年01月27日

先日からVRの記事をダラダラと書いていて、閲覧頂いた読者の方より「お前のPC、スペックどんなやねん」という質問を頂いたので、改めて現在のPCスペックを掲載してみます。
当然ではありますが、明日突然PC買い換えるかもしれない(たぶんない)ので、「現時点で」という扱いで何卒ひとつ。

 

ずらーっと列挙してから説明文でも書こうかと思いましたが、単体パーツごとの注釈も必要っぽいので、それぞれに。少々読みづらい一覧になりそうですが、ご容赦下さい。

・CPU:AMD A8-5600K APU
購入履歴を見ると、2013年11月となっています。クロックは通常時3.6GHz、最大で3.9GHzの4コア/4スレッド。
当初、ここ最近ではグラフィックカード(VGA)を別途追加するほどの処理をしていなかった事、microATXサイズでそれなりに省電力なシステムを組みたかった事、予算がいまいち集まらなかった事などがあり、FXシリーズ(内蔵VGA無し)ではなく、Aシリーズ(内蔵VGAあり)を選択しました。リテールパッケージですが、CPUクーラーはサードパーティ製。
元々DTMによる作曲活動や、仕事を含めた画像編集等が多かった事もあったので、CPU(APU)に関して言えば全く文句はありません。CPUへ強い負荷をかけるような処理自体、最近では少なくなっているので、下手をすると適当なノートPCでも文句は言わなかったと思います。当然、クロックアップ等も行わずに標準状態で使っています。
(事実、主にVJ用途として使っているCore i5ノートも、発熱以外に不満はありません)
内蔵されているVGA機能は「Radeon HD 7560D」となりますが、これもWindows7時代(DirectX10~11あたり)での使用に関してはさほど不満はありませんでした。 ただし、4Kモニタが出始めた頃から、「内蔵グラフィックでは基本的に4Kは出せない、もしくは通常使用時でもfpsが30を切る」という制限に引っかかった為、その部分だけでもなんとかしたいな、とは思っていました。
「通常使用時」というのは、ゲームではなく「Windowsでネット画面を眺める」という使用方法でも該当する為、実際の使用状態としては「使えない」と判断しています。
一方、VGAのアップグレードを行う前の内蔵グラフィック使用時点で最大3画面(トリプルモニタ)まで試験的にディスプレイを増やした事がありましたが、21:9ウルトラワイド(2560x1080)、16:9FHD(1920x1080)、4:3XGA(1024x768)の3枚を繋いだ上でそれぞれディスプレイが対応する最大解像度に持ち上げても、使用上問題はありませんでした。
DTM作業時にはとにかく画面の広さが重要になる事もあって、PCのスペックアップより手っ取り早い、21:9モニタの導入に至った次第です。

今回、VRに関してのアップデートでは、CPUは据え置きとなりましたが、極端に足を引っ張る様子は見られません。SteamVRのベンチマークでは時々注意マークが(普段はレディマークなのに)付きますが、現時点で私が手を出しているVRコンテンツに関しては「とにかくCPUよりVGAが大事なの!」というものが多いため、後述のVGA追加で対応が出来ています。
よって、現在は内蔵グラフィック機能は切っており、単純な4コアCPUとしての動作になります。内蔵グラフィック使用時にSteamVRのベンチを確認しましたが、「使用不可」の赤いラインに入ってしまうものの、「動かすだけなら動く」という状態ではありました。最近のオンボVGAって凄いわね。


・メモリ:DDR3-1333 8GBモジュールx2 デュアルチャネル動作
前述したDTM作業などにおいては、メモリ搭載量の影響も強く受ける事になる事や、もともとメモリは出来るだけ大量に搭載したい性癖があったので、購入時点のmicroATXマザーボードに載せられる2枚に対して、コストとの兼ね合いで8GBを2つチョイスしました。当然ですが、OSは64bit版です。
流石に16GBあれば、よっぽど酷い動作をさせない限りは問題ありません。ただし、(VRを始めてから見まくるようになった)Steamで配信されていた「Wallpaper Engine」というツールを使った際、Windowsからメモリ不足を警告された事が何度かありました。流していた動画データが4K解像度のもので、それを2枚のデュアルモニタにまたがるように再生させていた為、CPUよりもメモリ領域に負荷がかかったのだと思われます。このツールで動画表示をした状態では、VR関連のツールも起動しない、あるいは不安定になるといった現象も見られました。

※Wallpaper Engine:Windowsのデスクトップ背景(壁紙)で動画を再生させる事が出来るツール。有料。 

現在はマザーボードを通常サイズのATXタイプに置き換えた為、メモリスロットがさらに2本余っている状態なのですが、仮に8GBx2を追加して32GB構成にした際、どの程度動作に影響が出るかが思いつかない事もあって、メモリに関してはとりあえず放置しています。現行製品としてはDDR4も出ているので、細かなポイントでアップデートするくらいであれば、コンポーネント一式のアップデートを検討する事になると思います。


・グラフィックカード:Palit GeForce GTX970 JetStream定格モデル オーバークロックモデルメーカー製品リンク
*2017/02/13修正:GTX970のリファレンスはベースクロック1050MHz、本製品は1152MHzでした

VR環境を整えるにあたって追加した唯一のコンポーネント。製品名通り、GeForceGTX970で、GDDR5の4GB搭載モデルです。なお、メモリ搭載量にあたってはいわくつき。詳細は「3.5GB問題」でレッツグーグル。
本製品は1世代前のモデルであり、中古で入手し、およそ17000円程度でした。新製品かつ現行製品でいえばGeForceGTX1050、同Tiのいずれかが該当する価格帯ですが、単純な製品ラインから行けばGTX1070が後継製品となります。およそ50000円前後からのラインナップで、「VR Ready」の製品となりますが、今回導入したGTX970も同様に「VR Ready」として、様々なVRコンテンツ、及びヘッドセット類の「推奨動作環境」に挙げられるモデルでした。
ハッキリ言って、VRに手を出すなどという事がなければ、あと10年くらいはVGA追加なんて考えもしなかったのだろうと思うのですが、前述のAPU内蔵グラフィックでテストをしていた際、「Riftcat」での設定に制限が出たり(1280x720以上の解像度が出せない等)、それに伴って描画・表示される画面が実用的なレベルでは無かった(表示されている文字が潰れて読めない等)事もあり、導入を決断しました。
そう思って買ってみた本製品、出力端子がまさかの「ほとんど全部miniサイズ(miniHDMIx1、miniDPx4、DVIx1)」という変態仕様。私は昔から変態仕様に縁があるものです。Palitもそう思ったのか、次のリビジョンからは通常サイズのポートに切り替えてきました。安かった理由がなんとなくわかりました。

実は私、自作PCを始めてから「自分で使うPCのCPUはAMDしか使わない」という不文律を自らに課し、実際にこれまで自分用に組んだPCでIntel製品を使ったことは一度も無い(ついでにメーカー製デスクトップPC、BTOの自宅導入歴も無し)のですが、 何故かVGAに関してはAMD縛りが緩く、「導入出来ればATI(AMD)にするけどさー。高いし選択肢狭いしさー」みたいなユルい感じなのでした。これがニワカと言われる所以。
RadeonRX480あたりも検討をしていたのですが、グラフィック周りに関しては圧倒的にnVidiaに最適化されたソフトウェアが多いこともあり、結局GeForceに。

なお、このようにVGAを追加するにあたっては大きな障壁がふたつあります。
1.カード自体がデカいので、それを装着出来るスペースのあるPCケースを使用している事
2.消費電力もデカいので、使っている電源が最低でも600W以上

この2点の影響で、「カード自体も高いのに、それ以上の出費がかさむ」というケースが非常に多いのですが、私の環境では
1a.どっかのタイミングでデカいケースが欲しくなり、フルタワーケースに乗り換えていた
2a.過去に使っていた電源で1000Wのものがあり、それが安定動作した

という形でクリアしています。1000Wの電源なんて、普通の人の家に転がっているものではありません。改めてPCバカなんだなと実感した一件。
これらの他、冷却や騒音など様々な課題をクリアする必要があり、そうなるとショップBTOでも買ったほうが安いんじゃねーか、っていうレベルになってしまいます。
(ちなみに現行製品でお買い得な1050/Tiカードも、それなりのサイズと消費電力だったりして。しかもVR Ready「ではない」モデルです)

グラフィックカードは安定動作させる事に関して言えば、極めて難易度の高いパーツの一つであると言える面もあり、よほど自作PCに精通しているか、あるいは無謀なチャレンジに飛び込めるか(私は後者)のいずれかで無ければ、オススメ出来るアップグレード対象とは言えないのが実情です。わからない点があればショップの店員のかたに確認したり、BTOのPCを参考にする等すると良いでしょう。それが面倒であればVR ReadyのBTOを買ってしまったほうが結果的に安上がりです。


上記3点が気になるハードウェア構成かと思います。他の構成は以下の通り。
・SSD:Sandisk240GB:TLC仕様の安価帯モデル。実用速度的には充分。容量がも少し欲しいかも
・HDD:日立(!)の2.5インチ500GB:データストレージ用に転がっていたのを突っ込んだだけ。1TB欲しい
・Blu-ray:パイオニア製バルク:XL対応が怪しいくらい古いヤツ。同様にDJ機器はXDJ-Aero(PioneerDJ)。どうでもいい
・M/B:AsRock  FM2A88X Extreme4+:中古で3000円。USB3.0オンボが欲しくて買い替え。スタンダードATX。やったぜ変態AsRock
・ユーザ:御年32歳を迎える予定のポンコツ。昨今のPC事情、オジサンにはもうついていけないよ 

メーカー製PCを購入する際にも同様ではありますが、自作PCにあたってはいよいよ「何をしたくて、予算はいくらか」を見極めるのが重要になってきます。それが難しい一方で、パーツ選びや組み立て、セットアップ作業は最高に楽しいです。組み立て中にドライバを基盤に落として死亡させたり、初心者時代にCPUグリスを「ダイではなく、スペーサーに塗った」結果、CPUを燃やしたという事もありました。いい思い出。

※最近のCPUは「ヒートスプレッダ」というパネルが貼ってあり、こんなミスはありえないのですが、昔のCPUは「ダイ」と呼ばれるCPUそのもの(いわゆるシリコン部分)が露出しており、ちょっとでも欠けたり傷をつけたりすると、万単位のCPUが瞬時に死亡する状態でした。電源投入後30秒でダイ温度100℃突破とか。懐かしいわぁ

各パーツのレビューはいまさらしても時代遅れなくらい古いのを使ってるので放置するとして、このような構成でVRも「とりあえず満足いく程度には」動いています。今後万が一アナタが私にHTC Viveをプレゼントしてくれても、「ありがとう!めっちゃ楽しいよ!」とお礼を言えるよう、最低動作スペックはなんとか満たしている感じです。

スペックに関する相対的な参考になれば幸いです。 

(15:21)

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